■本音。

本当は会社復帰したくない。
今まで通り、≪表≫のあたしでいられる自信がない。
安定したまま、一日を過ごすのは無理だ。
仕事をする気力も沸かない。
一日笑って、人と話さなきゃならないことを苦痛に思う。
たくさん迷惑をかけたこと、直接は素直に謝れないと思う。
2週間のブランクを、埋めれないと思う。


このまま、辞めてしまいたい。


前の休職期間から戻ったとき、上司が戻るタイミングを作って、助けてくれた。
でも会社的には、「次はもう受け入れられないだろうから。」と言われた。
当たり前だ。
そのときは、やる気も意欲もあったし、
それに上司に温かい言葉をかけてもらった。
「お前がいないとみんな困るんだ。戻ってくれるのが俺たち的にも嬉しいよ。」と。
こんな自分をそんな温かい目で見てもらえていることがすごく嬉しかった。


今のこの状況も、病院や体調を報告をすると、
「とにかく焦るな。」と言ってくれている。
だから、行かなきゃと思った。
日にちを決めて、自分をあげていこうと思った。


でも、無理かもしれない。


たぶん本当に辞めることになったら、周りにもっと迷惑をかける上に、
その代償は、必ず大きなものとなって自分に返ってくる。


会社が恋しくなるかもしれない。
みんなに逢いたくなるかもしれない。
収入がなくなったら、病院にも通えない。
同じ会社の彼とも一緒にいられなくなるだろう。
こんなあたしでは、彼も見捨てるだろう。
こんなことを考えてるあたしを、彼は理解してくれないだろう。


でも、無理かもしれない。


そしたら…
もう、死んじゃえばいいや。
病気で苦しんでいる、生きたいと思っている人に、
死んでしまいたいと思ってる、あたしの身体の中の使える部分を提供しよう。
たぶん神様は、あたしにそう言ってると思う。


少し壊れた脳と少し痛んでるかもしれない身体と中身。


このどうしようもない気持ちだけは、あたしが持ったままでいればいい。


つらい。
苦しい。
死にたい。


いますぐここから消えてなくなっちゃえばいいのに。
あたしの脱殻だけ、残して。