■つらかった。
これが今、少し落ち着いての感想です。
きっともうずっと前から、何かに追われていたのかもしれません。
それがいきなり昨日、あたしの中で爆発してしまったようです。
苦しかった。
ODしても死ねるはずもなく、逆に悪夢にうなされ、目が覚める。
彼が帰ってくると電話をくれるまで、
あたしはほとんどベッドに潜り込んだままでした。
様子がおかしいあたしを見て、彼は子供に話すように優しく、
「頭痛い?さみしかった?何か事件が起きたの?」って
たくさん話しかけてくれた。
ベッドに潜り込んだまま、ずっと泣いていた私は、
彼の顔さえまともに見れなかった。
安心できる人が帰ってきて、余計涙が止まらなくなった。
つらい、苦しい、死にたい気持ちが
少し後ろめたく感じたからかもしれない。
つらくて口では話せないから…と言って、
ここに書いた気持ちをそのまま読んでもらった。
あたしは隣で泣いてた。
どんな答えが返ってくるのか、怖かった。
「きっとあたしを見捨てるだろう」と自分で書いてたくせに。
そう、予測してはずなのにすごく怖かった。
読んで、彼の一言めは、
「ここに、俺のことを≪彼≫って書いてくれてることが嬉しかった。」だった。
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あたしは、今年6月頃、10年付き合ってた元彼とだめになり、
この会社の寮へ引っ越してきたの。
同じ部署で、仲良くしてくれていた≪彼≫もこの寮に住んでいて、
いつしか≪彼≫があたしの中で安心できる存在になった。
でも会社の誰にも秘密。
だからあたしが今こんな状況なのに、≪彼≫の部屋にいることは≪彼≫しか知らない。
あたしと元彼は、はっきりとはどちらからも別れを切り出さないままでいた。
ただ、あたしの中ではもう終わっていて、そう思った頃から、
≪彼≫のことを≪彼≫とか≪ダー≫とか、素直に書けるようになっていた。
どちらからも連絡を取らなくなって、元彼の誕生日をスルーした時点で、
あたしにはもう元彼のつもりだった。
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彼はそれがずっと不安だったと。
「まず、≪彼≫と思えてもらえて嬉しい俺には、絶対必要。」
「会社も無理に行かなくていい。」
「行きたくなるまで待ってもいい。」
「とりあえず年明けたらすぐ、ココを引っ越そう。」
「決まったら、少しずつ内緒で先に引っ越しちゃって、それから辞めればいい。
俺があとから引っ越せば、誰にもわからないで済む。」
「何か好きなことして、おこずかい稼げばいいよ。」
「その代わり、おかえりって待っててくれなくちゃだめだよ。」
「まだ半年しか経ってないから、結婚はまだできないけど。」
嬉しかった。
短時間であたしを理解しようとしてくれて、先のことまで考えてくれて。
ただでさえ、残業して遅かったのに。…ごめんね。
これは自慢ではなくて、
こんな人がそばにいてくれたんだと自分に言い聞かせるためと、
それを忘れないためと、心配してくれた人たちへの報告です。
泣きすぎてまだ、少し朦朧としてるから、思い出したらまたあとで。
izumi-2サン、KWMRサン、satoshi503サン、
読んでくれて、コメントくださってありがとう。
エミリ、優しく見守っててくれてありがとう。
あたしのブログで嫌な思いをさせてしまってごめんなさい。
そして、ノリくん、あたしの足下を照らしてくれてありがとう。
こんなあたしをよろしくね。